カナダにはTFSA、Tax Free Saving Account といって、その口座のなかで生まれるキャピタルゲインには税金がかからない、という制度がある。年齢によって、TFSAに入れることのできる額はあらかじめ決められていて、毎年確定申告したあとに、送られてくるNotice of Assessment に明記されているし、Canada Revenue Agency で My account を作ればいつでも確認できる。
例えば、TFSAに入れることのできるMax額が 40,000CADだとする。全額40,000CAD入金して、運用して、それが、100,000CADになったとする。利益(キャピタルゲイン)は60,000CADになるわけだけど、これ、全部、税金かからない。なので、すごい口座なのです。(実際これだけの運用益が出ればの話ですが。。)
さて、先週、北米で(っていうかカナダ)、ビットコインのETFが世界初で承認された、という大きなニュースのもとに早速、買うことができるようになりました。今までは、ビットコインを買って、いくら大きな利益がでたところで、その50%をキャピタルゲインとして申告しなければいけなくて、それが課税の対象になるということだったんだけれど、TFSAのなかで、ビットコインのETFを買って運用してもらえるようになったので、いくら運用益がでても、原資がTFSAに許されている限度額を超えない限りは非課税!
ということが、原因かどうかはわからないんだけれど、今日は、ビットコイン落ちたーー。お金をそっちに移しちゃうの??って思ってしまうくらいに。でも上がりすぎてたくらいだから、これくらいの波があって、あ、ビットコインポイって思う。
気になるのは、パパ。
1月にパパが300ドル買った数時間後、突然の暴落。再度上がってきてようやく450ドルになったね、ってところで、昨日、また、300ドル買い増してみたら突然暴落が始まった。(1000ドル入れようとしていたのを、300ドルにしといてって止めたのは私!)
なんか、もってるんだろうね、パパ。
とりあえず、TFSA以外のアカウントで運用してるこれ系の副業は、頻繁に買ったり売ったりしちゃうと、利益がキャピタルゲインじゃなくて、ビジネスインカムになるので、私はできるだけ触らない。もちろん、頻繁に動かしてそれなりの利益が出せるのなら、いいと思うけれど。ビジネスインカムだと、50%OFFじゃなくて、全額、課税対象になってしまう。唯一のメリットは色んなコストを費用として計上できること。ビジネスに使ってる部屋のコストとかパソコン機器とか、ネットワーキングのコスト、Meal&Entertainment、Professional Developmentとの名のもとに色んなコストが計上できる。でも、結局どっちが良いんだろう、というのは未知。結局自分の勉強次第。
ちなみに、利益確定しすぎて、本来もらえるはずのベニフィットが減っちゃうのが心配、とかの場合は、RRSPというアカウントにお金を入れた分だけ、Net incomeから差し引かれる。でも、そういうのを考えたりするのが面倒くさいので、私はもう、なにもしない。大暴落も、無心で眺めるだけ。
ちなみに写真のQuestrade。最近、勉強してるとなにかと耳にする。看板まで、ウィニペグ市内で見かけたし。実際使ってみてる感じだと、銀行が運用してくれてる利益と自分でQuestradeで選んで買ってる運用益だと、原資額を加味して計算してみても、やっぱり自分で選んでやってるほうが、なんだか5倍くらい良い感じ。でも、銀行の人と仲良くしたいから、銀行の積み立ても続けることにしている。でも、どうしよう。そんなこと言ってる場合ではないのかも?
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