極力、両親で考えて動きたいと思った日。

育ってきた環境が違うからぁぁぁすれ違いはしょうがないぃぃ~♪って最近すごい頭の中で流れる。

試験が近いのでつい、子供をパパに任せてしまう日が多い八月。今日は、プールに連れて行ってもらう予定だったんだけど、最近の様子を見ていて、おいおい大丈夫なん?って思うことが多くなっていて、なにか嫌な予感がしたので、私も今日は一緒に行こうか?って言ったら、ゆっくり休んでていいよと言われ、素直に従ってしまった。

本人に悪気はないし、むしろ、積極的に子供と遊びに行ってくれる気持ち、私を休ませようとする気持ちは大変ありがたいのだけれど、能力が気持ちに伴わないというときがある。最近、その様子を目に余るほど見ているので、嫌な予感がしたら、私は自分を信じたほうがいい、ということを確信した日でもある。子供がけがをして帰ってきたのである。どうも、足の裏をアブだかブトだかに刺されたらしい。

床に足を付けると痛いらしく、パニックになっている。今度は姉の方。ただ、どうしてもパパの説明が理解できなくて、すごく不安になる。とにかく、アルコールで消毒して。ってお願いしても、こういう時は、お酢を付けるんだってすごい剣幕で主張する。なにそれ?知らない。とにかくアルコール消毒液をまずつけて。って言っても、お酢だっ!こんなのみんな知ってるぞ!って強調される。

わからない。。まず、なにが刺したのが、わからないもの。なにが起こったの?って訊いたら、

プールの隅っこにある物置の後ろまで勝手にサッサと走って行って、しばらく名前を呼んだんだけれど、出てこなくって、出てきたときには足をひこずってた。

みたいな説明。

あの、まず、見えないところに行かれたら、見えるところまでいってあげてください。物置の後ろに変質者が隠れてて、プール覗いてたらどうするの?(実際物置の後ろではないけれど、駐車場からじーっと見てるとか、写真撮ってるとか、レポートは出てくる。)そして、実際のところ、虫に刺されたというのは思い込みかもしれなくて、小さな釘だか小枝だかが刺さった、という可能性もあるわけだよね、という話。絶対的にお酢を主張するのはなんなの、と。

ちょっとした傷だけれど、ホントなにが起こったのかわからないから、すごく怖い。

そもそも見えないところに行っちゃったのに、そのまま、見えないままで放っておく神経がわからない。こういうところが最近目に余っていたから、不安だったんだ。

子供が三輪車でどんどん先に行って、いつ車が角から突然現れても不思議じゃないところまで、ガンガン走っていってるのに、後ろから、のーろのろ。距離がずいぶん開いても後ろをのーろのろ。たまたま、忘れ物を届けようと追いかけてた私がそれを目撃して、「走って、つかまえてー!」って

後ろから大声で叫んでも、絶対に走らない。のーろのーろ歩くパパ。昔一度だけ、義母の家の警報が鳴ったって連絡が入って、慌てて車で向かって、車止めてから義母の家までの短距離を猛ダッシュしているところは見たことがあって、なんだかエリマキトカゲみたいな、変な走り方をしていたのが印象的だったので、もしかして、走ることになにか問題があるのか、と思って今まで突っ込まなかったんだけど、今日はさすがに気になって、走って子供に追いつくのができないのは、なにか事情があるの?って聞いたんだけれど、失笑して走るのが嫌いなだけだよ、だって。いや、走れよ。

でも、なぜ走って子供を捕まえなきゃいけないのか、が理解できないらしい。危ないからだって言ってもわからないし、それはもう、実際にケガしても、その感覚は芽生えないらしい。

一度子供が高いところで足場の少ないところに上がって、そろそろ動いていたのを、落ちたら大変だって思っていつでもキャッチできるように、後ろからお尻あたりに、手を掲げてスタンバってたんだけど、それをみたパパが、そんなことしなくても落ちたりしないよ。昨日も同じところを歩いてたんだ。そんなことしなくて大丈夫。賢いんだよ。落ちるわけないじゃん。って、パパが言ってきて、スタンバってた手を下した途端、がんって、落ちちゃって、おなかに鋭利なところが触ってしまい、結構な傷がついてしまった。(今は治っているけれど。)書ききれないけれど、本当にこういうのがたくさんあって、本人の意識の問題なんだけれど、2歳児がすごい賢いもののように勘違いしている。

今までの子供の怪我がことごとくパパといるときに起こってしまったり、息子2人(2人の間には10年の差があるけれど、)ともに、勉強大嫌いで、進学していないのを見ると、パパが子育てに関して熱心で、これが教育に良い、これは辞めたほうがいい、なんて色々言ってくるのは、大変ありがたいんだけれど、言葉が全然私の心に響かない。

先週、ウィニペグから車で1時間ほどの街から、別の街(車で1時間ほど)にお姉ちゃんのウエディングシャワーに向かうため、14歳の妹を助手席に乗せた17歳の姉が運転する車が、ハイウェイ75のインターセクションに入ったところで、セミトラックにぶつかって、二人とも亡くなってしまった事故があったけれど、普段行きなれないところへ17歳の女の子がナビみながら運転してたのを思うと、ほんの少し、もちろんご両親、ご家族が一番痛感されていることだとは思うけれど、大人が考えて動けば防げることがあると思ってしまう。去年ウクライナ航空機がイランで撃ち落とされてウィニペグの人も子供を含めて多くの人が亡くなってしまったけれど、あれだけ情勢が緊迫しているなかで、クリスマスホリデーにどーして里帰りしようと思っちゃったのかなーと泣いてさんざん考えてたら、ちょっと大人が考えたらこの女の子は死ななくても済んだんじゃないのかなぁとただ辛い。(2014年のマレーシア航空機のことがあってから、ユーラシア大陸経由では絶対帰国したくない、って思ってるタイプだから。)

どんなに考えて行動したところで、起こってしまうときはあるのだろうけれど、ちょっと想像力を使えば防げることで取り返しのつかない失敗をするのだけは嫌だなあと思うから、想像する能力が少ないパパ(私のことを心配症でメンタルが弱いと思ってる)だけに今後任せるのは極力避けて、できるだけ私もあの勢いに負けずに自分の正しいと思うことをちゃんと主張できるようになりたい、と思った。

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